落花生(ピーナッツ)の栽培から収穫、乾燥保存方法

玉ねぎの収穫が終わったので、
2週間ほど土を休ませて
肥料を混ぜて新しい土壌を整えました。

今回は、初めて落花生に挑戦することに!
みんな大好きピーナッツです。

乾燥させてれば保存もできるし、
収穫したての落花生は
茹でても美味しいらしいです。

地元では、
ジーマーミ豆腐と言って
ピーナッツで作ったお豆腐に
甘辛タレをかけて食する料理もあります。

日本では千葉県で全体の7割程度を生産しているそうですが、
8割以上を中国やアメリカからの輸入に頼っているとか。

地元のジーマーミ豆腐も
ほとんどが輸入ピーナツを使用しているので
自家製の落花生ができるといいねー
ということで初めての栽培に挑戦しました。

落花生のなり方も知らないし、
何もかもが初めてですが
本やネット、種苗店さんで色々教えてもらって
落花生の栽培スタートです。

落花生の植付けと発育

3月末に種苗店さんで苗を購入し
畑に14本ほど植えました。

5月。黄色い花をつけ始めた頃の落花生です。

この花が散った後に、
根のように土の中へ食い込むように
入ってその先に実をつけるようです。

何本か、土の中に入っている茎が見えます。

落花生の育ち方など、
見たこともなかったので
とても新鮮な驚きです!

落花生の結実

その後、3ヶ月経過。

いくつか土の上に落花生らしき実を発見!
オォーちゃんとピーナッツの形になって来ています。

こういう風に土の上に出て来たときは
土寄せをして実を保護してあげました。

時々、土寄せをしてあげたくらいで
比較的手のかからない育てやすい作物のように思います。

ただ、如何せん栽培日数が長いです(笑)

落花生の収穫

10月初旬。
木が枯れて来たら収穫時期とのことでしたが、
まだ茎が青いものもあり、
もう少し待とうかということに。

以前、サツマイモを栽培した時に、
収穫が早すぎて失敗した経験があるので
待つことを覚えた私たち。
少しずつ成長してる感もあります(笑)

そして、いよいよ収穫!

大成功です!
立派な落花生が収穫できました。

本来は、こんな感じで根っこごと
ガバッと収穫できるようです↓

土が粘土質のためか
ネットや本で見るような
根っこごと抜けなかったので
一つ一つ土から掘り起こすのがひと苦労でした。

沖縄でも、南部のサラサラした土壌なら
もっと上手く栽培できるのかも。

落花生の乾燥方法

収穫後、
茹でて食べる以外は
天日干しで1週間ほど乾燥させるそうなので
ただいま絶賛乾燥作業中!

2年前に購入したコールマン ハンギングドライネットがこういう時は大活躍!
落花生は、ネズミにやられてしまう事が多いそうなので
乾燥中も、このハンギングドライネットに入れておけば安心です。

日中は外で天日に当てて、
夜は家の中や軒下にぶら下げています。

台風の影響でやや湿気も高めなので
カビが生えることなく
上手く乾燥できますように!

乾燥から1週間後

天日に干すこと1週間が経ちました。
鞘を振るとカラカラ音がするようになったので
ピーナツを取り出す作業を行いました。

この鞘取りが思いの外たいへんな作業でした(汗)
中に土が入ってしまっているのは
収穫が遅かったのかもしれません。

でも、立派なピーナッツの形には感動しますね。

乾燥した落花生の焙煎

中を取り出した後は焙煎作業です。
フライパンやホットプレートで焙煎している方も多かったのですが、
1時間はちょっと長いので
オーブンで焙煎することにしました。

我が家はガスオーブン。
150度で50分焙煎しました。

ローストの良い香りが漂う中、
カリカリのピーナツに仕上がりました。

落花生の保存

焙煎したピーナツの粗熱が取れたら
ガラス瓶や空き缶などに入れて保存します。

ピーナッツは匂いがうつりやすいので
できるだけ、匂いのついていない
保存容器の方がオススメです。

また、湿気やすいので
乾燥剤も一緒に入れていくと
4〜6ヶ月は美味しい状態で食べられます。