初めてのジャガイモ作り

2017年10月中旬 種芋の芽出し

今年は初めてのジャガイモ作りに挑戦しました。
ジャガイモ栽培で思い出すのが、小学校の頃の理科の実験や夏休みの自由研究で、ジャガイモを水につけて発芽したところで鉢植えに移し栽培するやり方。

色々調べてみると、ジャガイモは、アブラムシを媒介して病原菌を持っている可能性があるそうなので、販売されている種芋を選ぶ方が良いとのことだったので、行きつけの種苗店さんで20個の種芋を購入。

お店の人から、種芋は植え付け前に日の当たらない場所で2〜3週間ほど置き、新芽が出てからの方が良いですよと教えてもらいました。小さめの種芋(約50g)ならそのままでも良いし、大きめの種芋なら切ってからとのこと。

購入した種芋の大きさがバラバラだったので、小さめの種芋はそのままで、大きな種芋は半分にカットして部屋の中に置いておきました。部屋の温度は10〜20度が理想のようでしたが、沖縄なので室温は25度前後あったものの、3週間ほどで発芽に成功しました。

この「芽出し」で注意することがいくつかあったので備忘録。

●強い太陽光が当たらない場所を選ぶ
●水に濡れると病気を発症しやすいので、カットした場合は風通しが良い場所に数日間置いて、切り口を乾燥させる

2017年11月 植え付け

発芽した種芋を畑に植え付け。
十分に根を広げて養分がいきわたるように、深さ30cmくらいまで耕し、自家製のぼかし肥料を混ぜ込み土を用意。

植え付けの方法は、カットした断面を下に向けて植える方法と、逆さに植える逆さ植えという方法があります。
下に向けて植えると、発芽した芽が上になり自然と上に伸び、逆さに植えると、芽は一度下に伸びた後で上へ向かって伸びるので強い芽だけが成長し抵抗力のある生育旺盛なジャガイモができるそう。

悩んだ結果、半分半分で植え付けることに(笑)

茎や葉が密集してしまわないように、株間は約30cm,畝幅50cmといいたいところですが、小さな畑なので約30cmがやっと(苦笑)
種芋を植える場所に深さ15cmほどの穴を掘りいよいよ植え付け。

植え付け後、順調に芽が出てきました!

2017年12月 間引き、追肥、土寄せ

茎丈が20〜30cmになったら育ちの良い1〜2本を残して間引きます。
強く引っ張ると種芋ごと抜けてしまいそうになるので、優しく優しく引き抜きます。
その後、追肥をし、土寄せを行いました。

2017年2月 収穫

2月になり、茎と葉が枯れ始め、株が倒れてきたのでそろそろ収穫!
なんでも、枯れ出す前に収穫すると、皮の薄い新ジャガが取れるそうです。でっかいジャガイモが欲しい人は枯れるまで我慢、我慢です。

ジャーン、初めてにしてはとても立派なジャガイモの栽培に大成功です!
1株からだいたい5、6個のジャガイモが収穫できました。

結局、20個の種芋から小さすぎるのは除いて80個のジャガイモが収穫できました。
栽培期間が長くいのは辛いけれど、育てやすく、収穫量も多く、おまけに味も抜群だったので、次回はもう少し多めに植え付ける予定です。