庭にはシークワァサーの木が1本。
元は植木鉢で育てていたようだけど、
根が鉢を突き抜けて、土の中へ。
今では地植えの木になり、日々成長を続けています。
カミキリ虫が入ると木が枯れてしまうと言われていますが、
ここ数年、実付きも悪くなってきたようで
もしかしたらカミキリ虫にやられちゃったのかなと思っています。
細い木なのだけど、
4、5年前は2、30個は収穫できていたのに
なんとも寂しい気持ちに。
柑橘系は育てたいので
植木市でシークワァサーとカーブチーの苗木を購入しました。
前からある木は残して様子を見つつ、
新しい木も並行して育ててみます。
すっかり知名度の高くなったシークワァサーですが、
少し詳細も載せておきますね。
文字にするのもいくつかあって、
シークワァサー、
シークワーサー、
シークワァーサー、
などなど。
小粒ですが、青切りの時も熟してからも美味しい
沖縄を代表する柑橘系果実の一つです。
そうそう、
シークワァサーといえば、
幼い頃、那覇の公設市場に買い物に行った時に
必ず立ち寄るジューススタンドがありました。
おじさん一人で切り盛りしている
入り口の角にあった小さなお店だったなー。
そこのシークワァサージュースがとても美味しくて
買い物に行く時の楽しみの一つでもありました。
今でもやっているのかなぁ?
今度、市場へ行った時には探してみよう!
シークワァサーの特徴
シークワァサーとは沖縄県を主産地とするミカン科の常緑低木・柑橘類。
「シークワーサー」の名前の由来は、
沖縄県の方言で「酸」をシークワァサーの果汁を使って洗浄すると柔らかくなることから来ています。
和名では「ヒラミレモン」ともいいます。
シークワァサーのサイズは、3センチ~4センチほどで、温州みかんを思わせるような扁平な形状をしています。皮は他の柑橘類と比べて薄く、中には多くの種が入っていることがほとんどですが、品種によっては種のないものもあります。
シークワァサーは、「青切り」と言って青く未熟な状態で収穫されるのが通常で、この場合はレモンのような酸味を生かしてジュースや料理の酸味づけに役立ちます。皮が黄色く完熟した状態では、糖度が増して甘酸っぱくなります。
シークワァサーの主な栄養
まず、シークワァサーにはポリフェノールが豊富に含まれています。その中でもフラボノイドの一種であるノビレチンは、他の柑橘類のおよそ2倍~12倍、皮の部分では400倍も含まれています。ノビレチンは、血糖値を下げるホルモンやインスリンの働きを促進させ、血圧コントロールにもよい効能があるとされています。
そのほかにも、血管の老化を抑制させるビタミンCも豊富な上、ビタミンCの破壊を抑えるヘスペリジンも含まれているため、効果が薄れてしまうこともありません。さらに、脳細胞の活性化や血液の循環を促進させる効果のあるレシチンも含まれています。
シークワーサーの収穫時期
シークワーサーは、用途によって収穫時期が異なってきます。
沖縄では、酢の物に使われる青切りのシークワーサーの場合は、8月の後半~9月にかけて収穫され、市場に出回るようになります。原液のジュースに使用するものは、10月~12月中旬までに収穫され、皮が黄色く熟れた状態の生食用は、12月下旬~2月末が出荷時期となります。